走馬灯

わたしの人生のさいごにみる走馬灯

夢みる少女たちは今

皆さん、雨が降ったりして、風が吹いたりして、少し遠慮気味に春が来ましたね🌸

皆さんが住んでいる街では、桜はもう咲きましたか?

わたしはまだ、今年のピンク色を見れていません

 

3月31日

中野の歓楽街を少し外れた場所にあるライブハウスにて行われた一夜のイベント、「ゆめのつづき」

" 少女性 "をテーマにした、音楽とアートの融合と、まるで一人の少女を繊細に表現したようなイベント

 

元々初めましての人と話したり、その人のことを知っていくことがわたしは好きなのだが、人混みは大の苦手なのです

なんていうかこんなにも人がいるからこそ、孤独を一層感じてしまうんですね...

 

けれどあの日はなんだか違った

集まった人々はみんな、まるで童話の中から一夜限りに飛び出してきたようで、淡い思い出の中のようだった。

笑い声が聞こえる___

 

初めて会う人も多くいた輪の中で、わたしも一人の「少女」として、誰かと3DSすれ違い通信をするような感覚で夢を見ていたよ

あの日から気づいたら三日も経っていて、思い出す情景たちが少しずつ淡いオレンジ色になっていく

わたしと同じように生きることについて、葛藤して笑ったりして感じている「少女」たちの集いは、今もまだあのライブハウスで続いているような気がする。

 

 

少女時代がもう少しで終わりを遂げようとしていた

二十歳をすぎたらもう、帰れないと思っていた時間、会えないと思っていた人に会えた夜

わたしはまだ、ゆめのつづきをみている

 

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(Photo by くにいひなたちゃん)

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